パワーストーンイメージ

パワーストーンと霊感

最近のパワーストーンブームで、水晶や瑪瑙といったポピュラーなものから、マザーパールやモルダバイトのような聞きなれないものまで、様々な石が出回っていますが、実際に石自体に霊的な力があるかは諸説あるようですね。
ただ、古来よりお守りや祈祷に使われるなどしてきたとおり、鉱物には人の気を吸収したり潜在能力を高めたりする力があると信じられてきたのも事実です。
私自身、パワーストーンを身に着けて突然何かが変わったとか、人生が変わったとかいうことはありませんが、手に取ったときに「嫌な感じ」がしたり、しっくり来なかったりした石は、着け続けているとなんとなく体調が優れなかったりツイてない事が続いたりします。
逆に、なんとなくでも気になった石を身に着けていると、仕事が順調に運んだり新しい友達ができたりと、小さなことですがラッキーな事がよく起きるようになります。
「気の持ちよう」と言われればそれまでですが、やはり私は“石が呼んだ”のだと思います。
霊感が強い人も弱い人も、潜在的に自然界にある物と呼応する力は持っていると思うので。
以前、私の飼っていた猫が病気になり、獣医さんからは「もって1ヶ月」と余命宣告をされました。
動物病院に猫を預けた帰り道、パワーストーンのお店の店先にマラカイトのチョーカーが売っていたのが目に留まりました。
個人的には、マットな石はあまり好みではないのですが、「マラカイトは病魔を払う」と聞いたことかあるのを思い出し、藁にもすがる思いで購入し猫の首輪に付けました。
それまで、なかなか輸血をしてもらえるドナーが見つからず衰弱しきっていましたが、マラカイトの首輪を着けた日の夕方「旅行から帰ったら病院からの留守電メッセージで輸血が必要な子がいるって聞いたので、うちの子で良かったら・・・」と申し出てくれた方が現れて、無事に輸血が成功しました。
その後、入退院を繰り返しましたが、余命1ヶ月と宣告された猫は、6ヶ月間永らえて息を引き取りました。
猫が死んだ日の朝、最期のブラッシングをしてあげていた時、首輪に付けていたマラカイトが小さな音をたてて割れました。
その時、私は「きっと、“役目”を終えたんだ」と思い、そのマラカイトを土に還しました。
あれから3年たった今でも、私は「石には物事を変える力がある」と信じています。

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